インタフェース社のSuperCDシリーズは①超小型、②FANレス/HDDレスだから静か、③電源ブチ切りOK の3つが大きな魅力の産業用PCです。でもやはり一番の魅力は産業用途に耐えうる、安心して使用できるという点ではないでしょうか。小さくて安いPCは最近よく見かけますけど、「品質は大丈夫だろうか」、「壊れたらアフターフォローは大丈夫だろうか」、「いつまで継続販売されるのだろうか」と不安要素がいっぱいです。でも、インタフェースは国内生産で保守対応も万全、長期継続生産を約束しているメーカーだからユーザーとしては安心して採用できるんです。
・・・と、前置きが長くなりましたが続々登場のSuperCDファミリー(OS:Win)を少しご紹介します。
No.1 SuperCD mini [VQC-GH10(W10XB)]
やはり、大きさで言ったらこれでしょう!超超小型PC、衝撃的なサイズです。小さいの
は良いけど性能は? SuperCDシリーズに共通する特徴なのですが、ざっくり申しますと、①小さい、②電源ブチ切りできる、③静音(FANレス&HDDレス)、④振動に強い、というのが特徴です。SuperCD
miniは中でも小ささが最大の売りです。ただ、小ささにこだわったがためインターフェースがUSB×2、LAN×2、ディスプレイポート×1と少な目・・・。お客様からも「USBポートがもう1~2個付いていればなぁ」や「RS232Cはないの?」というお声もお聞きします。そのようなお客様には↓↓↓をご紹介します。
No.2 SuperCD [VAC-G019(W10XB)/VAC-G019(W10XB)M04]
SuperCDとして一番最初に発売されたのがこのSuperCDです。miniに比べれば若干大きいですがそれでもPCとしては超小型です。そこそこ小さくて、USBポートが3~4つほしい!、やっぱりRS232Cがないと駄目!、というお客様にはこちらのSuperCDがお薦めです。 残念ながらまだ菱和電機の在庫ラインナップにはありませんが近いうちに加わるかも!?です。ちなみに、SuperCDはメモリが2GBと4GBの2種類ありますので御用途に合わせて選んでいただければ良いかと思います。
No.3 SuperCD LTEモデル [VAC-GF19(W10XB)M04]
ついに登場しましたLTEモデルです!SuperCDが発売された当初から、お客様からのご要望の声が多かったモデルです。私もSuperCD miniのお打ち合わせの際に某企業様からご要望頂いたことがありました。その当時は当然このモデルはなかったのでSIMが使えるUSBドングルを探してお客様へご提案したこともありました。超小型PCですから使い方としてはLTEは必然的なのでしょうね。ただし、SIMはお客様のほうでご用意頂かなくてはなりませんのでご注意くださいませ。
No.4 SuperCD PoE受電モデル [VAC-G419(W10XB)]
PoE受電モデルとはLANケーブルを経由してデータ通信と同時に電力供給を行うことができるモデルです。なので、電源を得ることが困難な場所に使用したい場合にはうってつけのモデルですよね。また、電源を得るのに必要な電源ケーブル、ACアダプタが不要になりますから、配線をシンプルにできる、という利点もありますよ。インターフェースは通常のSuperCDと同じ感じですのでイメージ的には「SuperCD+PoE受電」というとらえ方で問題ないです。
★簡単ですが以下に各モデルの仕様をまとめてみましたのでご参考にしてもらえれば嬉しいです!
製品型式 | 品名 | OS | CPU | メモリ(GB) | ディスプレイ | LAN | USB | RS-232C |
VQC-GH10(W10XB) | SuperCd mini | Win.10 IoT | Atom E3845 1.91GHz | 4 | 1 | 2 | 2 | ― |
VAC-G019(W10XB) | SuperCD | Win.10 IoT | Atom E3845 1.91GHz | 2 | 1 | 2 | 4 | 1 |
VAC-G019(W10XB)M04 | SuperCD | Win.10 IoT | Atom E3845 1.91GHz | 4 | 1 | 2 | 4 | 1 |
VAC-GF19(W10XB)M04 | SuperCD LTEモデル | Win.10 IoT | Atom E3845 1.91GHz | 4 | 1 | 2 | 4 | 1 |
VAC-G419(W10XB) | SuperCD PoE受電モデル | Win.10 IoT | Atom E3845 1.91GHz | 2 | 1 | 3 | 4 | 1 |
現在もインタフェース社ではSuperCDファミリー 次のモデルを準備中のようですよ。例えば、、、SuperCDにApollo Lakeを搭載したモデルとか。メーカーホームページにはすでに載せてありますよ~「開発中」ですけど。SuperCDファミリー本体もさることながら周辺のオプション品も意外と充実してます。次回は周辺機器とオプション品を紹介してみるのも良いですね。是非、インタフェース製品のお問い合わせ、購入は菱和電機まで!!宜しくお願いします!!